【自分はひとりで生きているのではないと知ったとき】

141026

 

不安や恐怖に
強く集中してパニックになっているとき
こころの目は「自分」しか見えていません。

不安や恐怖は
なにかを「する」ための感情ではなく
なにかを「させない」ための感情、
つまり「自分を守ろう」とする感情です。

生存の危機に面した際には
とても大切な感情ですが

日常的にそこに不必要に強く集中して
パニックを起こしている状態は
「自分を守ろうとする」感情が
強すぎるためなのではないかと思います。

わたしは最初
パニックという「結果(症状)」だけを見て
どうしてこんなに辛いんだろう
どうして自分だけこんな症状が出るんだろうと
日々、泣いて過ごしていました。

そこには、
わたしがパニックに「襲われる」という
強い被害者意識がありました。

でも、向精神薬をやめて
ホメオパシーなどの自然療法の力を借りて
自分を見つめ直したとき

パニックは外から起こっているのではなく
いつでも自分中心、自分だけが大切、
自分のことしか考えていないという「こころ」が
起こしているということに気がつきました。

そして、
パニックを起こすそのときだけでなく
自分のこころはいつでも
「自分中心」にはたらく癖があることに
気がつきました。

コメントにも頂きましたが
パニックを起こしているとき
ふと声をかけられたり、
思いもよらない人の動きに触れたり
また、身体に刺激が加わったりして
「自分」から意識が外れると
瞬時にパニックがおさまることがよくありますね。

パニックから救い出してくれるのが
そんな、ひと、自然の存在なのだ気がついたとき

わたしは自分が
自分ひとりで生きているのではないということに
こころの底から気がつくことになりました。

わたしにとって「パニックを治す」とは
自分だけを守ろうとしていた「こころ」を知り、
自分中心の世界から抜けていくことです。

ひとと繋がり、自然と繋がり、
自分が勝手につくり出した「境界線」を
外していくこと

そしてなにより「こころ」を
「自分以外」に置くこと。

みなさんはこの新月、
いかがお過ごしになりましたか?

わたし、実はめそめそ泣いておりました(笑)

そのときふと目に入った
「これからの人生50年で達成したいことは?」
というテーマ

いままでだったら
あれをやって、これをやって
こういう物を持って、こういう生活をして…
と考えただろうと思います。

でもこの新月、浮かんだのは
「自分中心というエゴを抜けていくこと」

一生をかけてすることは
そのたったひとつでいいのではないかと
いま、思っています。

一日一日、秋が深まっていますね。

実りの秋、生まれ変わりの時期、
豊かで優しい週末をお過ごしください。

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