【どの「層」に入り込んだ病理なのかを見極めること】

【どの「層」に入り込んだ病理なのかを見極めること】

この間、ホメオパスの後輩たちと話していて
これは注意が必要だね!と伝えあったことがあります


ある女性が、特殊な歯科治療によって
アマルガムという猛毒を、
奥歯の根っこに埋められてしまった

その影響と思われる嘔吐を伴う強い頭痛が
定期的に起こるとのこと

こういった「悪い影響を及ぼし続ける原因」を
わたしたちは「メインテニングコーズ」と呼ぶのだけれど

もし、身体の中や生活の中に、
そういった原因が「物理的に」あり続ける場合

根本の治療は、
「その原因を取り除くこと」にあって
外的なものを足したりすることではないということは
みなさんなんとなく理解ができると思います

で、ここから本題ですが

そのとき話題になったもうひとつが
「マインドを変える」ということでした

ポジティブな言葉を自分にかけたり
精神性を高めて集中することで
痛みを吹き飛ばしてしまえるといい、という
「スピリチュアルと称す」アドバイスがあったのです

わたしは
治療家の卵がこういうアドバイスをすることに
危ないなぁという気持ちを抱きました

というのも
マインドや精神性というものと
「物理的な影響を及ぼし続ける原因」は
本来は関係がないからです

もちろん、
どうしてもその原因を取り除くことができないとか
取り除くことを選択しないと決めている、のなら

じゃあ対処療法的に何ができるか?
ということを考えるのは大切なことです

まずは人の「いのち」をみる視点として

その症状や病気が
肉体レベルに起こっている問題なのか
感情レベルの問題なのか
精神(魂)レベルの問題なのか

どの「層」に入り込んだ病理なのかを見極めることは
治療家の最初で、最大の仕事だと思っています

肉体に落ち込んだ病理を
「意識」だけでなんとかできるとは、
わたしは思っていません

だからそういうものを
「スピリチュアル的な」聞こえのいい言葉や概念で
すませてしまうことは危ないなあと感じています

ちなみに
肉体に入り込んだ病理の最たるものが
薬による医原病

鎮痛剤もそう
ステロイドもそう
精神薬もそう

それらを長期にわたって肉体に取り入れ続けてきた結果
起こった病理があるならば

徹底してその「物質的な影響」を
「肉体から排泄」していかなければ
その症状は、改善&治癒されないと思います

さ、3月ラストの今日もいいお天気!

 

 

 

160331

 

 

素敵な1日を♡

美在塾

美在塾とは、「本気で美しく在りたい女性のための」、人間であり、女性であり、ひとつの生き物である「多層な美しさ」について、ともに学び、実践していく場所です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です