医師もわたしも知らなかった

高3の8月に
超低血糖状態を経験した話をしました。

昏睡手前の低血糖はいけませんが(笑)
「適度な低血糖状態」は
健康な身体にも毎日起こっています。

「糖が少ないよ~ご飯たべて~^^」
という、空腹のお知らせ番としてね。

初めて低血糖を経験したあの夏、
わたしも17歳という若さでした(笑)

必要な休息を取り
適切な食事に戻していければ
短い時間で回復が出来たはず。

ところがわたしは、その後
砂糖入りの紅茶を
一日中飲むようになっていました。

手放せなくなるのです。

「身体の重みを失っていく」
血糖値が下がるときの、独特の恐怖感

甘い紅茶が胃に落ちていく感覚だけが
「もう大丈夫」という安堵感を与えてくれました。

このように、砂糖を多量に摂ることは
身体にある問題を引き起こします。

「血糖調節障害」というものです。

本来身体は
まるごとの食べ物を
ゆっくりと胃腸で消化吸収することを経て
糖を血中に取り入れています。

糖分だけを口から入れることや
点滴で血管に入れることは、
身体の仕組みを飛び越えたやり方。

なので、当然身体は混乱します。

「あれ?急に血糖値が高くなったよ!やばい!」
血糖値急降下 → あの恐怖感再び → 砂糖入り紅茶を飲む → 血糖値急上昇

「おい、また血糖値が高くなったよ!何やってるんだ!」
血糖値急降下 → また砂糖入り紅茶を飲む → 血糖値急上昇

この繰り返しに疲弊して
身体は自ら血糖を調節する機能を
失っていくのです。

医師も、わたしも、知らなかった。

いっときの安堵の「砂糖入り紅茶」が与える
本当の影響についてはね。


最初は身体だけの不調でした。

でも。

身体の機能がバランスを失っていくのに比例して
だんだんと心のバランスを失っていきました。

<参考>
血糖調節障害について
http://www.shinjuku-clinic.jp/konnakata/sugar_syndrome.html

 

140426

 

「調節障害」

身体の仕組みを無視したやり方を続けると
身体は、自力で機能を調節する力を失ってしまうこと

わたしも少しずつ知ってきた

みなさんにも少しずつ知ってもらえるよう…

いつもいいねをありがとう♡

みなさん今日もいい一日を♡

美在塾

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