【菅原ヒロシ仕事紹介〜NHKドラマ「コントレール罪と恋」】

 

 

 

今晩22時より放送開始のNHKドラマのポスターです

 

 

夫が、撮る側からの一灯ライティングの話をしていますが、

撮られる側にとっても
一方向からだけ強い「光」が当てられる一灯ライティングは
楽なものではありません

 

 

光を浴びるということは
逆側に浮き彫りになる「影」を
表現するということでもあります

 

 

一灯ライティングは
そんな、被写体の「心理的なニュアンス」を
如実に表現させるテクニックではないかと思います

 

 

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【菅原ヒロシ仕事紹介~NHKドラマ「コントレール罪と恋」】

 

 

 

本日夜10時から放映されるNHKドラマ「コントレール 罪と恋」のポスターを撮影しました。

主演は、石田ゆり子さん、井浦新さん、そして原田泰造さん。

 

 

代々木のNHKスタジオ内にセッティングをし、石田さんと井浦さんのふたりを組みで撮り、その後に原田さんを単体で撮影し、のちに合成することになります。

今回は基本的には一灯ライティング(ライトがひとつ)です。

ふたりの身長差や実際の体の動き、手の置き方などを細かくチェックしながら、その光の当て方も探っていきます。

一灯ライティングの場合、ライトをどう配置するかにより大きく変わります。

何故なら、ひとつのライトで光と影のバランスを作っていくからです。

僕はこの光を作る作業が大好きです。

 

通常こうした構図や光を作る作業には、実際の演者さんで行うのではなく、スタンドインとして代役が入ります。

 

今回は、井浦さん役をデザイン会社の担当者さん(男)、そして石田さん役をアシスタントの田草川くん(男&愛嬌ある顔&ヒゲが濃い)が兼任。

 

最初はなんだか恥ずかしそうに写っていたのですが、調整しながら何枚もテスト撮影し、終わる頃には新宿2丁目的な世界が構築され、「これは一体何のポスター?」という、全くもってNHK的ではない、男ふたり官能の世界が写し出されていました(笑)

このスタンドイン写真を見ながらポーズを説明したので、モニターを見るなり石田さんと井浦さんも大笑い。

そんな和やかな感じで撮影は進みました。
 

原田さんはおひとりで撮ったのですが、カッコよく撮れてる!と嬉しがってくれていました。

けれど、原田さんは実際に背も高くカッコ良いので、人ってテレビでは分からないよなって思っています。
 

このドラマ枠は「ドラマ10」と名付けられ、大人の女性向けのドラマを放映していくそうです。

どうぞご覧くださいませ!

美在塾

美在塾とは、「本気で美しく在りたい女性のための」、人間であり、女性であり、ひとつの生き物である「多層な美しさ」について、ともに学び、実践していく場所です。

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