人のつながり、出逢いの必然〜市來顕さん

今日は、ずっとお会いしたかった市來 顕さんを訪ねた

 

 

 

昨年の12月わたしたちは
同じく八ヶ岳山麓の北杜市、

滝沢 泰平さん知広さんご夫妻の「やつはドームハウス」にて
矢野智徳さんの「大地の再生」を学ぶワークショップに参加していた

 

 

矢野さん曰く
いま、森が、とんでもないことになっているのだ、と

自然界では水も空気も「縦に流れる」
木は、下から上へと水を吸い上げる

でも、人間はその「流れ」を考えない

安易に森を横に分断してコンクリートの道を作る

 

それによって
根が切れる
流れが切れる
木々は、呼吸ができない
だから森が弱っているのだ、と矢野さん

森が呼吸をできるようにするためには
水と空気を流す必要がある

 

最初から森なんて大きなものを想定しなくてもいい

いま自分のいる足元から、水と空気を流そう

それがその上、その上と繋がっていき
少しずつ森の呼吸が再生する

それが矢野さんの伝える「大地の再生」
(大きな衝撃を受けたこの内容については、また咀嚼して綴ります)

 

 

1泊2日、寝袋を持ちこんでのワークショップは
雪舞う中、それぞれが懸命に土木作業に取り組み、
お互いの深い自己紹介なぞ、忘れてしまっていた

写真家なんですー
モデルなんですー
料理人なんですーって
それだけ伝えて

あとはこの人の笑顔好きだなあって
「人の匂い」のようなもので感じ合って

本日、8ヶ月ぶりの再会。

 

再会といっても
ほとんど初めましてに等しい間柄なのだけど

素晴らしいね

お互いのライフスタイルや考えていることを伝え合えるSNSのおかげで
こうして必然の縁は繋がっていく。

 

顕さんのお店、「わらぴよ食堂」@清里

 

早朝、みずから川を上って釣った魚や
地元の無農薬野菜を使って作られる創作料理

名物「油そば」の
噂通りの美しさと美味しさに唸っていると

「料理にもね、着付けというのがあるんです」と

着物を着ると同じ漢字の「料理の着付け」とは
盛り付けの最後に、もう一度箸を入れることなのだそう。

 

そんな顕さんの料理の原点は
なんと「スイーツ」

 

いまでこそパティシエがかっこいい時代だけれど
当時は男の子がお菓子作りだなんて笑われたものだよ、と

子供らしい字で書かれたチラシ裏のメモと
お母様からもらった宝物の「ケーキ本」(昭和33年刊)を持ってはにかむ。

自分の頭で考えることの大切さ
個が立っていることの大切さ
その上で和をなす大切さを話す顕さん。

 

ひとは出会うべくして出会えるんだなぁ

そして「この辺りは変人がいっぱい(笑)」と
八ヶ岳山麓に集う人々の個性に笑う。

 

2015.12 ヤツハドームハウスにて

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