夫との出会い

わたしたち夫婦が出会ったのは
モデルとフォトグラファーとしてでした。

モデル友だちが見せてくれた一枚の写真が
息をのむほどに美しく

「このフォトグラファーを紹介して!」と
会わせてもらったのが
2007年6月のことでした。

 

当時、わたしは
ひとつの壁にぶつかっていました。

 

2004年秋にモデルになって
新人としては順調に仕事をいただきながらも
なにかがとても苦しかったあの頃。

 

どんな職業でもそうかもしれませんが
最初はなんでも「真似」をしますね。

 

わたしもそうでした。

 

雑誌を見て、
事務所の先輩たちの動きを見て、
真似をしようとがんばっていました。

 

当時わたしはモデルを
「形」を表現する職業だと思っていました。

 

美しい「形」

整った「形」

 

そのために
「自分を外見的にどうよく見せるか」を
考えていました。

 

形の真似は
最初はそれなりに功を奏します。

けれど、
形はやっぱり形でしかありません。

 

どんなにうまく真似をして
それなりに見える形を作ることができても

 

形だけを持ってして
「本物」が集まる場所にいることは
実はできません。

 

わたしはそのことに
だんだんと気がつき始めていました。

 

友だちの写真を見たのは、そんなときでした。

 

柔らかい光
まっすぐな目線
本質的な美しさ

今まで感じたことのないザワザワが
こころの中に広がりました。

 

わたしたちモデル、フォトグラファー、
ヘアメイク、スタイリストはそれぞれ
「BOOK」と呼ばれるポートフォリオ(作品集)を持っています。

 

こういう感性を持っている
こういう作品を作りたい
こういう仕事を今までしてきた

 

言葉で説明するだけでは伝わらないので
「写真」という形にしてBOOKに入れるのです。

 

わたしは友だちの美しい写真を撮った
菅原ヒロシというフォトグラファーに会いに行き
BOOKに入れる写真を撮ってほしいと
お願いしました。

 

そのときわたしが口にした
自分でも意外な言葉が
わたしのモデル人生を大きく変えました。

 

「中から出てくるものをつかまえてください」

 

あの時のわたしから
なぜこんな言葉が紡がれたのか
本当に今でもよくわかりません。

 

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