「粒」から世界をみてみれば、「ああ、こんなにもシンプルなのか」
昨夜、八ヶ岳に移動しました。
新月の真っ暗な夜には、ストーブの火がひときわ暖かい。
昨夜のうちに舞い落ちた雪が、朝陽に照らされて輝いていて
その眩しさで目を覚ました今朝。
マイナス5度の朝でも都内よりずっと、寒く感じないのは
土や木々や空気の中に、たくさんの「生きもの」が生きているからかな。
吸い込む呼吸の中に、酸素があり、花粉があり、木々の出した水分がある。
自分という「筒」の中を、それらがスーッと通り抜けていく。
それら通り抜けていくものたちと、わたしの身体は電気的な反応を起こす。
その反応を起こすことで、わたしはわたしを生かす、エネルギーを生む。
・・・
八ヶ岳は、わたしという生き物を、「粒」の大きさまで、戻してくれた。
「粒」から世界をみてみれば、「ああ、こんなにもシンプルなのか」と、感嘆する。
集合体が、先にあるんじゃない、意識が「粒」を集めるんだね。
どんな「意識」に集まりたいだろう?
どんな「意識」から、世界を型取りたいだろう?
それが「わたし」を作り、(行動を生み出し)、「世界」を変える。
そう、世界は「マス(集団)」からではなく
やっぱり「粒(個)」から変わるんだ。
そんなことを、感覚から、理解し始めてる。
(あとは知識と照らし合わせていくだけ)
今回は3日しかいられないけれど、少しでも、八ヶ岳に帰ってきてよかった。
明日、一旦また東京に戻ります♡