菌活ってなぁに?〜生きもの(菌)がいることの大切さ
そもそも、菌ってなに?
汚いもの?健康を害する悪いもの?
バイキンという言葉があるように、菌のイメージはあまりよくないかもしれません。
でも、腸内細菌とか、肌の常在菌とか、美容情報でも健康情報でも、よく耳にするよね〜♡
CMでもよく見かけるヨーグルトのLGなんちゃらだって、納豆だって、
もちろん身体にいいものとして、摂っているのだよね?
それって、なぜだろう?
わたしたちはなぜ、菌を食べたり、取り入れたりするんだろう?
なぜならわたしたちの身体には。。。菌が必要だから。
いろいろな「菌(微生物)」がバランスよくいてくれることで、
「美」も「健康」も、維持できるようになっているから。
菌がいないという「不自然」
花粉症、喘息、アトピー、食べ物アレルギーなどなど、
小さな子どもから大人まで、老若男女問わず(?)
ここ数十年の間に、実にいろいろなアレルギーが増えています。
それらの原因を、理論立てて理解できることは少なくても、
なんとなく人間が、いわゆる「自然」から離れてしまったせいだということは、
勘のいい人なら、ピンと来ていると思う。
でも、そこで言う『自然』ってなんだろう?
例えば山、例えば森、例えば海、、、
そうした自然には、何が存在しているかな?
そう、木であり水であり、”いろいろな生きもの”だよね。
それらが、絶妙なバランスで、多様に存在している。
でも人間は、事あるごとにその中からひとつひとつを取り上げて、「悪い」というレッテルを貼ってきた。
お腹を壊した人に「大腸菌」が多かったといえば、菌を殺す薬をとり。
ニキビや吹き出物がある肌に「アクネ菌」が多かったといえば、それらを殺す抗菌剤(抗生物質)をとり。
そうした下痢や嘔吐、ニキビや吹き出物は、なんで起きているの?
そんな小さな菌に「やられてしまう」人間の身体の状態は、どうなっているの?という「原因・理由」に耳を傾けることなく、「悪いのは菌だ!」といって、排除する。
たとえ人間にとって、一時的に「痛み」や「見た目の悪さ」を与える菌や微生物だとしても
それらを「除菌」とか「殺菌」といって皆殺してしまっては、生態系というものを、崩してしまうのだよね。
だって、大腸菌やアクネ菌だけを、ピンポイントで殺せる薬なんてないもの。
強い菌であればあるほど、強い薬が必要になる。
強い薬であればあるほど、強い菌よりもはるかに小さく弱い菌が
先に死んでしまうのは想像ができるよね。
生きもの、全部、皆殺し!
そんな自然(山や森や海)、気持ち悪いよね?
でもわたしたちは、自分の身体に、それをしている。
そもそも、自然界に、いい・悪いはない。
生きものにだって、存在していい・悪いという区別は、本来ない。
でも人間は、いろんな物事に「いい・悪い」のレッテルを貼る。
生き物に対しても、存在していい・悪い、のレッテルを貼ってきた。
アレルギーとは、人間に不都合な菌たちを排除しようとして、
「自然全体の菌たち」を排除してしまったことから生じているものが、多いです。
もちろんそうではないもの(主に医原病)もあるので、それはまたおいおい綴っていくとして。
大切なのは、そうしたちょっと前の時代の「失敗」を
いま、少しずつ気づいてきている人たちがいて(おもに女性たち♡)
自分の身体の中に、またそのベースとなる暮らしの中に、
本来の自然なバランスで、菌と一緒に暮らそう♪菌を取り入れよう♪という流行(ムーブメント)が起こっている。
それが、『菌活』です。
菌活の方法は、大きく分けて2つ
まずは、菌を殺さない方法です。
除菌、殺菌を、減らすことね。
もっというと、洗浄そのものを減らすこと。
そしてもう一つは、菌を取り入れる方法です。
わたしたちのおばあちゃん世代の昔の女性たちは上手に取り入れていた、菌のいる食べ物=発酵食品を取り入れること。
日本だと、味噌、醤油、麹、ぬか漬けとかかな。
お隣韓国ではキムチが有名。西洋だと、ヨーグルトやチーズ、発酵バターもそうだね。
今日は、この2つ目の「菌を取り入れる」方法をひとつ、ご紹介します。
まず「発酵」とは?(ウェキペディア)
はっこう【発酵・醱酵】
《名・ス自》
酵母・細菌などのもつ酵素によって、糖類のような有機化合物が分解して、アルコール・有機酸・炭酸ガスなどを生ずる現象。
ということだけれど
ま、簡単に言うと、菌がいるよ〜菌が生きている状態だよ〜ということです。
だから本来の発酵食品とは、菌が生きて活動している食品。
つまり発酵食品を食べれば、菌が身体に入ってきてくれるよん♡ということなのです。
さ、勘がいい人はここでも気づくかな?
えみこさん、あえて「本来の発酵食品」と言ってる!
そう、本来の発酵食品は、昨今巷では実は手に入りにくいものでもあったりします。
菌を取り入れる目的なのに!
ちょっとは殺菌しないと、危ない菌だけは殺菌しないとといって、
いろいろな過程を経る過程で、菌を殺してしまっている製品が、意外と多い。
もちろん、質のいい発酵食品を探して購入するのもおっけ。(わたしも普段はそうしています)
&家でも作れるよ♡
ただ、食べるのは親しんではいるけれど、作るのは慣れない発酵食品。
まずは簡単にできて、かつ、失敗しないものがいいよね!ということで、お家でできるすっごく簡単で失敗のない『菌活=発酵食品づくり』を、次の投稿でご紹介します♪
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写真は、数年前に、代替医療師バニラさんのチームVaniで
菌活(味噌作り)をしたときのもの♡
味噌作りは、ひとりよりみんなでやると楽しいよ〜♪