四万温泉の飲泉から、水、ミネラル、塩と広がる話・・・
今日は、中之条の少し奥の方までお出かけを♫
行きたかった場所は、町に6つある温泉のうち、最も有名な「四万温泉」(しまおんせん)。
四万の病=どんな病気でも治る万能湯として昔から人々に愛されている温泉で、湯質が穏やかなため、飲泉にもいいとのこと。
どんな味がするんだろう~♡な好奇心で、早速、町営の飲泉所へ向かいました。
お湯は、ほんとにとっても穏やかで。ゆっくり味わうと、ほんのりと硫黄や鉄の味がする。
そのお湯を味わいながら、「ちゃんと味がする」ことに、なんだか、すごく、ほっとして。
というのも、水道の蛇口から飲む水は、消毒したり、浄水したりすることに、当たり前に慣れてしまっている。
だけど水って本来、いろんなものを含んでるんだよね。
岩や石、木々の根や土の中を、溶かしながら通ってくる水。当然、その地特有のミネラルバランス、そして微生物バランスを、形成している。
ゆえに、水はそのまま、塩の取り方(欲求)にも繋がっている。
ミネラル少ない軟水の日本は、ミネラルたっぷりの海塩でミネラルを補うことでバランスを取り、ミネラル多い硬水の地域は、その土地でとれるミネラルの多くない岩塩で、ミネラル過多になるのを防げていたりする。
じゃあ、日本で軟水を飲みながら減塩をする、または岩塩しか摂らないと、どういう体になる?
- ミネラルが足りない。
- 圧が上がらない。
- エネルギーがうめない。
それって、本当に健康なんだろうか・・・?
水、食べ物、私たちの健康。
いろいろ壊れてきている今(涙)
取り戻したい!と必死に動く人が、どれか1つを取り出して問題視したくなる気持ちもわかるけど
ぜひぜひ
- こういう風土だから、こういう水
- こういう水だから、こういう食べ物
- こういう食べ物だから、こういう生き物・・・
と、世界を繋げて、大きく捉える目を養えたら、いちいち右往左往することなく、また結局は自然も自分も破壊する消費レールに乗せられることなく、体感的に必要なものが選べるようになるんだよね。
中之条にいる間は、今まで以上に雑多な情報をシャットダウンして、私の中にある経験という名の錬金術をアウトプットする時間にしようと思う〜。
お散歩はこの後、美味しいお寿司、美しい水場、と続いていきます~♫
それは明日以降、書いていきまーす。
いただいた足湯が、絶妙にちょうどいい温かさで、身体中ポカポカ♡
ありがたやありがたや~♡