八ヶ岳一番の友人、しーちゃん宅で

八ヶ岳一番の友人しーちゃん宅で
カントリーサイド(田舎)で暮らしていくことについてや
しーちゃんファミリーも15年ほど前にここに来て
どんな風に土地や人と関わって来て、今があるのか

地元の美味しいケーキ屋さんのバターケーキと
しーちゃんの優しく穏やかな鍋料理をたべながら
のんびり話をしてた。

もともと八ヶ岳に頻繁に通うようになったのは
しーちゃんとのご縁があったからで
(わたしたちが使わせてもらっているログハウスのオーナーね)

初めてあのログハウスを訪ねた時からずっと
あそこが持っている独特の世界観への感動は変わらないけど

今日訪ねてみて、そうだよなー
やっぱり「人」が作っているんだよなーと感じた。

家はあくまでもただの「物質」で。

そこに、ああしようこうしようという思いとか
その思いに基づいた人の手が、毎日入ったりしていくことによって
「家」は「世界」になる。


しーちゃんの家には
細かな粒子ひとつひとつの
たくさんの積み重ねが、感じられた。

それは、しーちゃんファミリーが
15年以上かけて作って来たもの。

だから、どこにも代わるものがない
唯一なんだろうね。


そんな空気に温められてか、
10代の頃、挫折したピアノに
久しぶりにちゃんと座った。

自分でも持て余すほど俊敏に動いたこの指も
全然動かない、、、と、もどかしく思いつつ
自分が奏でるでこぼこな「悲愴」第2楽章に耳を傾けながら

プロになるほど、上手じゃなくても
頭の中に流れる音ほど、美しく奏でられなくても
わたしはやっぱりピアノが好きだなぁと思った。

好きっていいよね。
っていうか、好きだったら、いいんだよね。
何よりも大切な感覚なのに、忘れてた。

リアムがかけてくれたLPの振動に触れて
アニカと真剣に組体操で遊んで
しーちゃんにアドバイスをもらって
久しぶりにピアノを弾いて
固まっていたものが、ほぐれ始めた気がする。

いろんな意味で、いい時間だったー。

しーちゃん、アニカ、リアム、ありがとう♡

・・・

「悲愴」第2楽章
https://www.youtube.com/watch?v=jnj2pG1zmlA

美在塾

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