突き抜けている人って、いるものだ。
突き抜けている人って、いるものだ。
自分の興味関心に、最大限のエネルギーを注いでいて
その場に行き、体験をし、感じて生きていて
小さな比較とか、全然ない。
成功、失敗なんて、善悪もない。
ただ「経験」を続ける。
右と左を知ったから、真ん中がわかるというように。
先日の八ヶ岳では、世界的フォトグラファーの佐藤 秀明さんにお会いできた。
今から3、40年前もに、エスキモー率いる犬ぞりバイクで、2ヶ月かけて北極点まで行った話。
エスキモーにとってのご馳走の、アザラシの腸や肝臓の話。
岩塩を採取すべく、56度の砂漠を2週間、旅した話。
アポロ11号の打ち上げの話。
その場に居合わせた、いろんな国の人たちの話。
佐藤さんは、あたかも昨日それを経験したみたいに、目をキラキラさせながら話してくれる。
聞いているわたしもワクワクがとまらなくて、身を乗り出して質問ぜめ。
一晩中聞いていたい。。。
そんな人生を送ってきた佐藤さんが、どうしようもなくかっこよかった。
その人生は、佐藤さんが自分で作ってきたんだということも、よくわかったから。
「写真って、そこにいるってことですよね」と、宏さんが言った。
そうだよね。
写真は、機材や技術以前に、その瞬間、その場所にいなくては撮れないのだよね。
「目の前の現象に、立ち会っていること」
それが、写真の原点だとしたら、佐藤さんは、写真家以前に、冒険家なのだと思う。
こういう人に会うと、自分の足元の悩みが、とても小さく感じられる。
くだらないことにエネルギーを浪費している場合じゃない。
突き抜けてこ!
かっこいい人はみんな、そうして生きてる♡